キャリアメール持ち運び①
総務省の会合で議論が進められていた、いわゆる「キャリアメールの持ち運び」制度。いよいよ12月にNTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンク(ソフトバンク/ワイモバイル)から「メールアドレス持ち運びサービス」が始まりました。
このサービスは、契約終了後、一定期間以内に申し込むことで、そのアドレスでのメール送受信が継続して利用できるものです。MNPによる乗り換え時、これまでは電話番号のみの引き継ぎでしたが、同サービスの利用でメールアドレスも同じものが利用できるようになりました。ただし、月330円程度(キャリアによって異なる)の利用料金が必要となります。
各キャリア共に今月スタートなので、サービス開始が一番早かったNTTドコモから気になる詳細を、順番にご説明していきます。
<NTTドコモ>
NTTドコモは、キャリアメールを他社に乗り換えても利用できるようにする新サービス「ドコモメール持ち運び」を12月16日より提供開始しました。利用料は月額330円で、初回契約時は31日間、無料となります。
「ドコモメール持ち運び」は、NTTドコモの回線を使っていたユーザーが、解約したり、他社へ乗り換えたりした場合でも、ドコモのメールアドレスをその後も利用できるようにするサービスです。
他社だけではなく、キャリアメールのないahamoへ変更した場合でも継続して利用できますが、既存のahamoユーザーは利用できません。
解約と同時、あるいは回線解約日から31日以内に申し込む必要があります。ただし、ahamoへの変更時に「ドコモメール持ち運び」を利用したい場合は、変更と同時に申し込む必要があるのでご注意下さい。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用する際には、MNP予約番号の払い出しと同時にドコモ回線の解約をする場合のみ「ドコモメール持ち運び」を申し込めますが、乗り換えまでドコモ回線を継続して使う場合、予約番号払い出しと同時には申し込めないそうです。
メール設定方法
Android端末の場合、IMAP対応のメールソフトに設定することで、ドコモメールを利用できるそうですが「ドコモメールアプリ」は使えないとの事。
しかし、ahamoへの切り替え時のみ、ドコモメールアプリが使える様です。
IMAPでの設定は、dアカウントIDやIMAP専用パスワードが必要です。
一方、iPhoneやiPadの場合、「iPhoneドコモメール利用設定」をすると、標準のメールソフトでドコモメールが使えるそうです。
スマホの相談窓口×iPhone修理 0896-59-1062
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